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個人情報を守る!タブレット廃棄時はデータを削除して安全に処分しよう
2024年04月02日コラム
「タブレットを廃棄する際、データ消去は必要?」
「壊れたタブレットには情報漏洩のリスクがあるって本当?」
上記の疑問を抱える方のために、この記事ではタブレットを処分する際にデータ破壊をすべき理由を徹底解説します。
データ破壊で防げる情報漏洩や、データ破壊を行う業者を紹介するので、タブレットの処分にお困りの方は必見です。
壊れたタブレットの処分時にデータを削除すべき理由3つ
壊れたタブレットの廃棄時にデータ削除した方がよい理由は、以下の3つです。
1. 個人情報を安全に処分するため
2. パスワード漏洩による不正ログインを防ぐため
3. 文書データなどの機密書類漏洩を防ぐため
以下では、各理由を徹底解説します。
個人情報を安全に処分するため
壊れたタブレットの中には、たくさんの個人情報が含まれています。
● クレジットカード情報
● 氏名
● 生年月日
● 住所
● 電話番号
● 年齢
● メールアドレス など
上記のような情報を消さないままタブレットを処分すると、情報を盗み取られ詐欺や不正利用などの被害に遭うリスクが高まります。
タブレットを捨てる前には、必ずデータ破壊処理を行い情報流出を防ぎましょう。
パスワード漏洩による不正ログインを防ぐため
悪意を持つ他人は故障タブレットに入っている、パスワードを解析し不正ログインを繰り返します。
パスワード情報の自動入力を設定している場合、ボタン1つでサイトにログイン可能です。
それが仇になり、他人からパスワードを盗み取られるリスクが壊れたタブレットにはあるのです。
壊れたタブレットをそのまま捨てると、悪意ある他人からアカウントを不正利用される危険性が高まります。
自動入力されたパスワードを消し、不正ログインを防ぐためにもデータ破壊を行いましょう。
文書データなどの機密書類漏洩を防ぐため
タブレットでWordやExcelを使う社用文書を書く方、株取引の情報を管理する方は故障時のデータ破壊を必ず行うべきです。
壊れたタブレットからデータ抽出を行い、機密文書を取り出す悪人も社会には潜んでいます。
社用の機密文書を守るためにも、壊れたタブレットを捨てる際には必ずデータ破壊を行いましょう。
機密情報を漏洩させるとインサイダー取引と見なされ、最悪の場合会社から訴えられる可能性もあります。
データのバックアップを取っていたとしても、壊れたタブレットのデータ破壊は必ず行ってください。
故障したタブレットのデータを破壊をする方法3つ
故障したタブレットは、以下3つの方法でデータ破壊できます。
1. 業者にタブレットデータの破壊を依頼する
2. 自身でデータ基盤やメモリーを除去する
3. 家電量販店やキャリアショップにデータ破壊を依頼する
それぞれの方法ごとにメリットを解説するので、ぜひご覧ください。
業者にタブレットデータの削除を依頼する
数千円の費用をかけ、専門業者にタブレットデータ破壊を依頼する方法です。
データ破壊に慣れたプロの業者が、確実に壊れたタブレットのデータを消去してくれます。
業者を選ぶ際には、以下3つのポイントを抑えてください。
1. セキュリティ認証を取得しているか
2. 作業費用はしっかり文書として明記されているか
3. 作業の内容や使用するデータ破壊機械ははっきりわかるか
良質な専門業者は専用の磁気機械を使い、時間をかけ徹底的にデータ破壊をしてくれます。
絶対に消去したい機密データをお持ちの方は上記のポイントを抑え、よい専門業者を選び利用しましょう。
自身でデータ基盤やメモリーを削除する
タブレットのデータを保管しているのは、内部にあるデータストレージです。
ストレージに穴を開けたり粉砕したりすれば、データを取り出される可能性は大幅に下がります。
しかし、一般の方が壊れたタブレットのデータ破壊を行うのには、以下3つのリスクがあるため危険です。
1. データ復元のプロが復元装置を使いデータを盗み出すリスクがゼロではない
2. タブレットの破片が飛び散り怪我をするリスクがある
3. 内部ストレージ以外を破壊しデータ処理に失敗するリスクがある
上記3つの危険性を防ぐためにも、タブレットの構造に詳しい方以外は極力プロにデータ消去を依頼しましょう。
家電量販店やキャリアショップにデータ削除を依頼する
購入した家電量販店やキャリアショップに、壊れたタブレットのデータ破壊を依頼する方法もあります。
家電量販店やキャリアショップには、タブレットやスマホのデータ破壊を行える、専用の穴開けパンチが用意されています。
スマホの取扱いがあるショップなら、スマホパンチが置いてある可能性も高いです。
ショップに壊れたタブレットを持ち込むと、データの取り出しなどを同時に行えるケースもあります。
サービス内容はお店により違うため、まずは最寄りのショップにサービス内容を問い合わせください。
壊れたタブレットを処分したい時のNG行為3つ
壊れたタブレットのデータ破壊をする際に行ってはいけない事は3つあります。
1. 本体を水没させデータ破壊を行う
2. データ破壊せず家庭ゴミとして処分する
3. 充電池を取り外さず家庭ゴミに出す
以下では、各NG行為がなぜいけないのか解説します。
本体を水没させ物理的に破壊し、データ破壊を行う
近年販売されているタブレットは、防水加工されているものも多いです。
水没に強い機種ならば水に沈めて故障させようとしても、当然データ破壊はできません。
耐水非対応のタブレットでも、内部ストレージのデータ破壊は水没で完全に行えない設計となっています。
水にタブレットを沈めても完全なデータ破壊はできないため、専門の業者や購入店に破壊を依頼する方が確実といえるでしょう。
水没させたタブレットのデータ破壊は、専門業者でも非常に困難を極めます。
水没させデータ破壊を行おうとするのは、絶対にやめてください。
データ破壊せず家庭ゴミとして処分する
データの破壊を一切行わず、家庭ゴミにタブレットを出すのは非常に危険です。
何の処理もされていないタブレットから、情報漏洩するリスクは極めて高い傾向にあります。
そのため、壊れたタブレットの廃棄を行う前には、必ずデータ破壊を行うべきでしょう。
専門業者に破壊を依頼するお金がないと悩む方は、最寄りの家電量販店やキャリアショップにデータ破壊ができないかまず依頼してください。
お店によっては他社キャリアまたは店舗で購入していない端末でも、無料でデータ破壊を行える可能性があります。
充電池を取り外さず家庭ゴミに出す
データ破壊したタブレットは、必ず電池を取り出してから廃棄するようにしましょう。
タブレットに入っている充電池には、発火のリスクがあります。
適切な方法で処分されなかった充電池が発火し、火災を引き起こした事件も報告されています。
タブレットをデータ破損したらまず充電池を取り出してから、廃棄処分するようにしてください。
内蔵電池が取り出せないタブレットは、小型家電回収ボックスや店舗引き取りに出すべきです。
充電池入り製品の処分方法は地域により異なるため、詳しくはお住いの自治体に処分事情をお問い合わせください。
まとめ
壊れたタブレットを処分する前には、情報漏洩を防ぐためのデータの削除が必要です。
個人情報や会社の機密書類、アカウントの所有権を守るためにも、必ず端末のデータ破壊を行いましょう。
記事内ではデータ破壊の方法を3つ紹介しています。
記事を参考にし、自身に合った方法でデータ破壊を行ってはいかがでしょうか。
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